発信者情報開示請求とは
発信者情報開示請求とは、プロバイダに対して、インターネット上で誹謗中傷を行っている発信者の住所・氏名・電話番号等の情報の開示を求める制度です。プロバイダ責任制限法第4条に基づいて行います。
誹謗中傷は匿名で行われることが多く、その場合、被害者は加害者が誰なのかを特定することができず、その結果、損害賠償請求や刑事告訴をすることができなくなってしまいます。もっとも、発信者情報開示請求をすることで、請求や刑事告訴の相手方として発信者を特定することができます。匿名であることにより上記請求等ができないと、被害者は削除請求をするしかありませんが、加害者は名前や場所を変えて誹謗中傷を繰り返すことは容易であるため、被害者の真の救済にはなりません。よって、発信者情報開示請求は、匿名の加害者を特定し、被害者の損害回復を実現させるために、非常に重要な制度となっています。
発信者情報開示請求は、民事上の請求権であるため、裁判所を通さずに請求することができます(任意開示)。もっとも、プロバイダが任意開示に応じるケースは少ないのが現状であるため、一般的には裁判上の請求をするケースが多くなっています。
弁護士法人大地総合法律事務所では、専門用語を多用しない分かりやすい説明を心掛け、持ち前の話しやすさとフットワークの軽さを生かし、少しでも早く不安を解消できるようサポートいたします。
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Lawyer Daichi Sakuma
弁護士佐久間 大地
紛争は人と人との間で起こります。それは法人間の紛争であっても同じです。そして、人には感情があり、立場があります。 紛争解決、説得の1つのツールとして、法律という理屈を駆使することはもちろんですが、常に、人の感情、立場に配慮した業務を行うよう精進しております。
詐欺被害救済といえば「大地総合法律事務所」と認知していただけるよう、所員一同、プロフェッショナル集団として、常に研鑽を積んで参ります。
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- 所属
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第一東京弁護士会所属(登録番号55138)
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- 経歴
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新潟県新潟市生まれ
新潟県立新潟高等学校卒業
中央大学法学部政治学科卒業
中央大学法科大学院修了
司法研修所入所
都内法律事務所勤務
大地総合法律事務所を開業

事務所概要
事務所名 | 弁護士法人大地総合法律事務所 |
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代表弁護士 | 佐久間 大地(さくま だいち) |
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