詐欺被害を防ぐために知っておくべきこと―疑うべきポイントと対策をチェック
詐欺の手口は巧妙化・変化を続け、年間1,000億円を超える詐欺被害が発生しています。最近だとSNSやインターネットを使った新しい手口が登場しており、年齢や職業を問わず誰もが標的になっています。
被害に遭うことのないよう、比較的多い手口と疑うべきポイントや対策についてチェックしておきましょう。
詐欺の脅威は変化を続けている
近年は、デジタル技術を駆使した巧妙な手口が主流になっています。
SNS上の偽広告を入口とした投資詐欺、恋愛感情を悪用したロマンス詐欺などが増加しており、その被害額は従来の特殊詐欺を上回る規模となっています。
また、正規企業のサイトを装ったフィッシングサイトによる不正送金被害が増えています。
これらの詐欺に共通するのは、普段使っているSNSやネットショッピング、ネットバンキングなど、日常生活に欠かせない「オンライン上のサービスが入口になっている」という点です。
代表的な詐欺の手口は知っておこう
詐欺の手口を知ることが被害を防ぐ第一歩となります。多発している主な詐欺について特徴を押さえておきましょう。
SNS型投資詐欺・ロマンス詐欺
SNSの普及に伴い、SNSを使った詐欺も増えました。
たとえば著名人になりすました偽広告、「絶対儲かる投資法」といった投稿をきっかけに投資グループに誘い込む手口などが挙げられます。はじめは無料の情報提供を装い信頼を得た後で、高額な投資を勧めてくるのもよくある手法です。
ロマンス詐欺は、SNSやマッチングアプリで知り合った相手が、親密な関係を築いた後に投資話を持ちかけたり金銭を要求したりする詐欺手法を指します。「困っているから助けてほしい」「一緒に投資して将来の資金を作ろう」といった言葉で信頼を悪用するのが特徴的です。
フィッシング詐欺(偽サイトへの誘導)
銀行、クレジットカード会社、通販サイト、宅配業者などを装ったメールやSMSを送り、偽のWebサイトに誘導してID・パスワード、個人情報などを盗み取るのがフィッシング詐欺です。
フィッシング詐欺において注意すべきポイントはこちらです。
- 「アカウントが不正利用されています」「○○時間以内に対応しないとアカウントが凍結されます」「料金の未払いがあります」などと緊急性を装う
- メール内のリンクから偽サイトへ誘導する
- 本来聞かれないはずのパスワードや暗証番号を入力させる
特殊詐欺
特殊詐欺は、主として電話を使い高齢者を中心に狙う詐欺などを指し、次のような種類があります。
オレオレ詐欺 | 息子や孫を装い、「会社のお金を使い込んだ」「事故を起こした」などと嘘をついてお金をだまし取る。警察官や弁護士を名乗る物が登場して信憑性を高める手口も増えている。 |
|---|---|
架空料金請求 | 画面上に「ウイルスに感染しました」とポップアップ表示し、窓口に電話させて料金を支払わせる手口など。 |
キャッシュカード詐欺盗 | 銀行員や警察官を装い、「あなたのキャッシュカードが不正利用されている」と不安を煽り、自宅を訪問してカードをだまし取る。 |
携帯電話で指示を受けながらATMを操作させる詐欺も依然として発生しています。
身を守るためにできること
詐欺被害を防ぐため、以下で紹介する内容に日頃から意識しておきましょう。
対策①怪しい勧誘を見分ける方法を知る
SNS上の投資情報や広告には特にご注意ください。
著名人が登場する広告であっても、本人の許諾を得ていない可能性があると知っておきましょう。基本的に公式アカウント以外からの投資勧誘には応じないようにすべきです。
また、知らない人からSNSで友達申請が来たとき、特に海外の電話番号で登録されたアカウントには注意が必要です。
対策②インターネットやスマホを適切に使う
フィッシング対策のためにも以下の点を徹底しましょう。
- SMSやメール内のリンクを安易にクリックしない
- 公式サイトへのリンクと思われるURLでも、ブックマークや検索から直接結果からアクセスする
- パスキーなど、安全な認証方式を利用する
- ID・パスワードを使い回さない
対策③お金を動かす前に必ず確認
詐欺被害の多くは、金銭を送ってしまった時点で取り返すのが困難になります。そこで実際にお金を動かす前に、以下のような対応を心がけてください。
- 投資や送金を求められたとき
・・・必ず家族や信頼できる第三者に相談する - 現金の保管
・・・高額の現金を自宅に保管しない - ATM利用時
・・・携帯電話を使いながらの操作に応じない - 電子マネー購入
・・・高額購入や複数購入の要求に応じない - 現金の送付
・・・宅配便で現金を送らない
もし被害に遭ってしまったら?
万が一詐欺被害に遭ってしまったとしても、速やかに対応することで被害を小さく抑えられる可能性があります。
警察への連絡、金融機関への口座凍結依頼、クレジットカードの利用停止、フィッシング詐欺でID・パスワードを入力してしまったなら当該サービスの事業者に連絡してアカウントの利用停止を求めるなどの対応により実害が防げるかもしれません。
大きな被害に遭わないよう、少しでも不審に感じることがあるなら1人で判断せず家族や専門家に相談しましょう。
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弁護士紹介
Lawyer Daichi Sakuma
代表弁護士佐久間 大地
紛争は人と人との間で起こります。それは法人間の紛争であっても同じです。そして、人には感情があり、立場があります。 紛争解決、説得の1つのツールとして、法律という理屈を駆使することはもちろんですが、常に、人の感情、立場に配慮した業務を行うよう精進しております。
詐欺被害救済といえば「大地総合法律事務所」と認知していただけるよう、所員一同、プロフェッショナル集団として、常に研鑽を積んで参ります。
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- 所属
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第一東京弁護士会(登録番号55138)
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- 経歴
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新潟県新潟市生まれ
新潟県立新潟高等学校卒業
中央大学法学部政治学科卒業
中央大学法科大学院修了
司法研修所入所
都内法律事務所勤務
大地総合法律事務所を開業
Lawyer Miura Yuu
弁護士三浦 悠
相手方のいる法的紛争は先が予想しにくく、心情的にも不安や負担が大きくなりがちです。
法律のプロとして法的解決に尽力するのはもちろんのこと、少しでも心の不安や負担を軽くできるよう、一人の人として依頼者様に寄り添える法律家でありたいと思っております。
何卒宜しくお願い申し上げます。
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- 所属
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東京弁護士会(登録番号60457)
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- 経歴
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秋田県生まれ
中央大学法学部法律学科卒業
中央大学法科大学院修了
都内大手芸能事務所で企業内弁護士としての勤務を経て、大地総合法律事務所入所
Lawyer Sakamoto Ryosuke
弁護士坂本 亮介
弁護士へ依頼することは、一生に一度の出来事だという方も多いと思います。
だからこそ、あなたの思いにじっくりと耳を傾け、あなたと共に最善の解決策を考えていきます。
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長年続けた野球、格闘技を通じて鍛えたハートの強さ、粘り強さを活かして、あなたを全力でサポートいたします。
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- 所属
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第一東京弁護士会(登録番号63558)
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- 経歴
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福岡県糸島市生まれ
近畿大学法学部法律学科卒業
同志社大学法科大学院修了
都内大手法律事務所勤務を経て、大地総合法律事務所入所
Lawyer Yoshino Satoshi
弁護士吉野 智
人が紛争、トラブルに巻き込まれれば、これまで送ってきたその方の日常生活にかげりが出てしまいます。
弁護士はそのような紛争、トラブルに巻きこまれた方の日常生活を取り戻すことのできる仕事だと思っております。
私は、弁護士として、一人でも多くの方の日常生活を取り戻せるように、日々尽力してまいります。そして、ご依頼者様と共に紛争を解決していく弁護士でありたいと思っております。
何卒よろしくお願い申し上げます。
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- 所属
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第一東京弁護士会(登録番号66842)
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- 経歴
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神奈川県生まれ
東北大学法学部卒業
東北大学法科大学院修了
大地総合法律事務所入所
事務所概要
| 事務所名 | 弁護士法人大地総合法律事務所 |
|---|---|
| 代表弁護士 | 佐久間 大地(さくま だいち) |
| 所在地 | 〒105-0012 東京都港区芝大門2-9-16 Daiwa芝大門ビル6階・7階 |
| 電話番号 | 0120-689-830 |
| FAX | 03-6369-3055 |
| 営業時間 | 24時間(平日18時~9時は受付のみ) |
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