自己破産にかかる期間｜なるべく早く終わらせるポイントとは？

借金の返済ができなくなり、裁判所から借金の免除を受けたい場合には、自己破産申し立てを行うことになります。
自己破産にかかる期間は約6か月～1年3か月程と言われています。

もっとも、自己破産には種類があり、どの手続きで自己破産をするのかによってもかかる期間は異なります。

自己破産の手続きには、主に「同時廃止」、「管財事件」があります。
同時廃止とは、破産者の資産が少額である場合や借金の理由に特段の問題がない場合に行われる手続きです。

破産手続きの開始と同時に破産手続きが廃止されます。同時廃止であれば、手続きの期間は約3～4か月程です。

次に、管財事件とは、破産者の資産が一定以上ある場合、借金の理由に問題がある場合に行われる手続きです。

借金の理由がギャンブルや浪費によるものである場合などがこれにあたります。管財事件にかかる期間は、約6ヵ月から1年程です。

管財事件では、管財人を選定したり、財産の配当をするために債権者集会を開催したりするため、長期間の手続きとなります。

手続きをなるべく早く終わらせるためのポイントは、早めに弁護士に相談することです。
自己破産には必要な書類も多く、弁護士に相談して迅速に集めることが重要です。

複雑な手続きも多いので、自分自身で行おうとすると、かえって長期化するおそれがあります。

債務整理でお困りの際は、弁護士法人大地総合法律事務所までご相談下さい。当事務所は東京都港区に事務所を構えており、東京23区のお客様を中心にご相談を承っておりますが、広く全国にお住いのお客様からのご相談も承っております。
また、債務整理だけでなく、出会い系詐欺、通販詐欺、マルチ商法などの消費者被害、過払い金請求、契約書作成やリーガルチェックなど企業の法務顧問、誹謗中傷対応なども行っております。
お悩みの際は、弁護士法人大地総合法律事務所までご相談ください。